11-7 コード作成(プログラミング)

プログラミングの流れ

 コードの作成とテストは一般的に、設計工程で分離したモジュールを対象として、次の手順で進められます。

モジュール設計(モジュールの内部論理を流れ図や擬似言語で作成する)
  ↓
単体テスト(テストに必要なデータやテスト項目を設計する)
  ↓
コード作成(モジュールをプログラミング言語で記述する)
  ↓
テスト(モジュール単体のテスト)

構造化プログラミング

 構造化プログラミングとは、プログラムを順次(シーケンス)選択(分岐)繰り返し(反復)の3つの基本的な制御構造のみで記述するプログラミング手法です。これにより、プログラムの複雑さを軽減し、コードの可読性や保守性を高めることを目指します。

デバッグ

 コーディングが終わったならばデバッグ(バグを取り除く作業)を行い、テストに移行します。デバッグにはいくつかの方法があります。
・机上デバッグ
 記述されたソースコードを目でおいながらバグ(エラー)を探していく手法
・コードレビュー
 出来上がったコードに対して複数人によるレビュー