11-3 開発プローチと図解技法1

システム開発のアプローチ

 システム開発では、ユーザ要求の分析と設計は密に関わっており、分析で用いるアプローチ手法を設計に適用することが望ましいとされています。アプローチ手法には「何に着目して行おうか」によって幾つかの方法論に分類でき、システム開発のアプローチとして大きく分けて 3 種類ある。

  • プロセス中心アプローチ
  • データ中心アプローチ
  • オブジェクト指向アプローチ

プロセス中心アプローチ

 機能を 1 つのプロセスと考え、そのプロセスを段階的に細分化していき、最終的に最小機能であるモジュールに分割していく業務モデル。 図法としては、DFD(DFD : Data Flow Diagram)や状態遷移図が用いられる。

データ中心アプローチ

 機能を 1 つのプロセスと考え、そのプロセスを段階的に細分化していき、最終的に最小機能であるモジュールに分割していく業務モデル。 図法としては、DFD(DFD : Data Flow Diagram)や状態遷移図が用いられる。