8-5 第2正規化

第2正規形は、第1正規形の正規度をさらに高めた形です。
第2正規形では次の二つを共に満たすことです。

  • 表が第1正規形の条件を満たすこと
  • すべての非キーが主キーに完全関数従属する

関係従属性と完全関係従属性

整理すると、4つの関数従属があります。

矢印で書いているので分かりにくいですが、言い換えると「仕入れ先が決まると、所在地と代表者がわかる」といえます。その他も同様です。

このように(非キー属性について)、主キーの一部の要素だけで決まるものがあれば別テーブルに分けていきます。

『主キーの一部の要素だけで決まるもの』を言い換えると『部分関数従属』といいます。

この部分関数従属を取り除くのが第2正規化、取り除かれた状態が第2正規形です。