3-4 命令の種類と利用

プロセッサ(CPU)には、装置を制御するためや計算を行うために、多くの命令を行う。
主に次のような命令がある。

  • 転送命令
  • 算術演算命令
  • 論理演算命令
  • 比較演算命令
  • シフト演算命令
  • 分岐命令

転送命令

ロード命令   メモリからレジスタにデータを読み込む

ストア命令   レジスタの内容をメモリに書き出す

※レジスタは一時的に記憶するための空間

算術演算・論理演算命令

算術演算命令は、四則演算(+ , – , * , /)がある。

論理演算命令は、and , or , not , xor などがある。おさらい

比較演算命令

値を比較する命令。大小、同値の比較を行う。結果はフラグレジスタに格納される

比較については、符号あり・なしではとらえ方が違うため、算術比較(符号あり)と論理比較(符号なし)でわかれる。

シフト命令

以前に詳しく触れているため、省略する。

これを命令して実行していく。

分岐命令

プログラムカウンタ(次の命令が格納されているアドレスを探すのを手伝うもの)の値を条件によって変更することで実現する命令。これの命令によって、ループも実行することができる。