コンピュータの種類
コンピュータには用途に応じて、さまざまな場面で使い分けられる。主なパソコンとしては以下のものがある。
- スーパコンピュータ
- 汎用コンピュータ
- ワークステーション
- パーソナルコンピュータ(パソコン)
- マイクロコンピュータ
性能が高い順に並んでいるため、最低限それを覚えておけばよい。
スーパコンピュータ
最新の技術により、超高性能を実現したコンピュータ
使用事例:気象予測、大規模なシミュレーション
下の画像は「富岳」

汎用コンピュータ
大型のコンピュータ、科学技術計算や事務処理計算など汎用的(多目的)に利用することができる。「メインフレーム」と呼ばれる。昔の
使用事例:科学技術計算や事務処理計算

ワークステーション
パソコンより多少性能が優れたコンピュータ。
下の画像は、あまりパソコンと見た目が違わないが、CPUのコア数が多いなどの性能面で多少優れている。
使用事例:研究用、設計

パーソナルコンピュータ
一般的に日常で使用されているコンピュータ。
様々な形状があり、デスクトップ型・タブレット型・PDA(スマホ型)などがある。
使用事例:日常
マイクロコンピュータ
組み込まれている超小型のコンピュータ。「マイコン」ともいわれる。
使用事例:家電製品

五大装置
現代のコンピュータはフォン・ノイマンによって提唱され、五大装置でプログラムを記憶装置に格納する(プログラム格納方式)、それを1行ずつ実行する(逐次制御方式)を実現する。
ハードウェアは機器そのもののことであり、コンピュータのハードウェアは大きく5つに分かれる。
名称 | 役割 | 例 |
制御装置 | 各機器を制御する | プロセッサ(CPU) |
演算装置 | 演算を行う。 | プロセッサ(CPU) |
記憶装置 | データ・プログラムを記憶する。 | メモリ(主記憶)、HDD・SSD(補助記憶) |
入力装置 | 外部から入力する。 | キーボード、マウス |
出力装置 | 外部に出力する。 | ディスプレイ |
ほんとに大事なので、下の画像を見てしっかりイメージを付けよう。


