1-7 集合論

集合 → ある特性の性質をもった集まり。

全体集合 → 対象条件そのもの。UまたはΩと表す。

空集合 → 要素を持たない集合。と表す。

部分集合 → ある集合の一部分で構成されている集合

ベン図 → 円や四角などを用いて、視覚的に集合の関係を表す図。

集合の表記は以下の通りである。

  1. 要素を 1 つ 1 つ書き並べる場合
    A={a,b,c,⋯}
  2. 要素の満たす条件を示す場合
    A={x∣条件}
  3. 集合 A に含まれる要素の個数は n(A)

例として、集合Aを16の正の約数とするとき

  • 要素を 1 つ 1 つ書き並べる場合
    A={1,2,4,8,16}
  • 要素の満たす条件を示す場合
    A={x∣x は 16 の正の約数}

要素の個数は、n(A)=5

部分集合

この写真の場合、BはAの部分集合であるといえる。

ベン図

集合を表すときは、ベン図をよく用いる。

集合を表すときには4つの演算子(記号)がある。
下記のベン図を見るとわかりやすい。

集合に関する有名な法則

ド・モルガンの法則

がある。

でもこれは、ベン図で考えるとほんとに当たり前の法則であり、問題を解くときに効率よく考えるために覚えておくのがとよい。