1-5 その他のデータ表現関連知識

BCDコード → 1桁の10進数を4ビットで表したコード。2進化10進コード

ゾーン形式 → BCDコードにおいて、2進化10進数を表現する1つの方式

バック形式 → BCDコードにおいて、2進化10進数を表現する1つの方式

文字コード → 2進数で「文字を表すビット列」

10進数1桁に2進数4ビットを使用して表したコード

4ビットは本来16種類を扱えるがBCDコードでは、 0~9までの数を表す。

メリット:桁数に制限がなく、どんな値でも表現できる。、計算値を誤差なく表すことができる。

メリットの実例として、2進数のみでは正確に表すことができない小数でも、BCDコードを使うと正確に表すことができる。

2進数2進化10進数(BCD)
0.7約0 . 1011 0011 0011・・・0 . 0111

ゾーン形式

数字部だけを読み最後に符号を確認する。
この場合は-273となる。

「ゾーン部」と「数字部」が交互に配置され最後だけゾーン部の位置が「符号部」に代わる。
「ゾーン部」は文字コードによって異なるが覚える必要はない。
「符号部」は1100→正または0、1101→負となる

バック形式

数字部を読み最後に符号を確認する。
この場合は-273となる。

ゾーン形式からゾーン部と取り除いた形。
「符号部」は1100→正または0、1101→負となる

「文字を表すビット列」

「この文字列はこの2進数のビット列と対応させます。」を決めてる表。

例:00110001は文字列としての『1』である。、10110001はカタカナの『ア』である。

ギガ~ナノまではよく使われるので大小関係を感覚的に理解しておきましょう。