8-4 第1正規化

正規化とは

 正規化とは、データを一定のルールに基づいて整理し、扱いやすくするプロセスです。データベース設計においては、データの重複や冗長性を排除し、整合性を保つために行われます。

  • 目的:
     データの重複を排除し、整合性を保つこと。
  • メリット:
    • データの整合性が高まる。
    • データの更新や削除が容易になる。
    • データの検索性が向上する。
  • 手順:
    1. 第一正規形:繰り返し項目を排除する。
    2. 第二正規形:部分関数従属性を排除する。
    3. 第三正規形:推移的関数従属性を排除する。

非正規形

データベースにデータを格納するために、繰り返し項目をそれぞれ独立させます。
この作業を第1正規化といいます。

第1正規形