ディスプレイ
ディスプレイには次の種類がある。
- 液晶ディスプレイ
光の透過を画素ごと制御し、カラーフィルタを用いて色を表現する。
例:パソコン - 有機ELディスプレイ
電極の間に電気を通すと発光する特殊な有機化合物を挟んだ構造。わかりやすく言えば、蛍の光と同じ原理。液晶ディスプレイで使われる装置が必要ないため、薄型にでき、低電圧駆動、低消費電力。
例:スマホ、タブレット
出力する情報が出入りするインターフェース規格は
アナログ D-sub
デジタル DVI、HDMI(1本で音声と映像を同時にやり取りできる) がある。
解像度
「ドットの集まり具合」
ディスプレイの文字や画像は、点(ドット)が集まって表現されている。このドットのことを画素やピクセルと呼ぶ。ディスプレイの解像度は「1280×1024」の様に横方向と縦方向のドットの数で表現する。同じ大きさのディスプレイの場合、ドット数が多いほど解像度が高く、きめ細かい文字や画像を表示することができる。
VRAM(Video RAM)
ディスプレイに表示される内容を一時的に記録するために使用される専用のメモリ。
ディスプレイに表示できる解像度や色数はVRAMの容量によって決まる。
1ドットあたりに必要なビット数 | 色数 |
---|---|
1ビット | 2色 |
8ビット | 256色 |
16ビット | 65,536色 |
24ビット | 16,777,216色(フルカラー) |
プリンタ
名前 | 説明 | 用途 |
---|---|---|
レーザプリンタ | 光導電物質を表面に塗布した感光ドラムにレーザ光を当てて像を作り、ドラムに付着したトナーを紙に転写して印刷する。印字音が静かで、印刷品質も非常に高い。 ページ単位(ページプリンタ) | ビジネス用のプリンタ |
インクジェットプリンタ | 印字ヘッドのノズルからインクを吹き付けることで印刷する。印字音が静かで、印刷品質も高い。 文字やドット単位(シリアルプリンタ) | 個人向けのプリンタ |
ドットインパクトプリンタ | 印字ヘッドの多数のピンでインクリボンに衝撃(インパクト)を与えることで印刷する。そのため印字音が大きく、印刷品質も高くないため、あまり見ることがない。 文字やドット単位(シリアルプリンタ) | 複写式の伝票印刷 |
ページプリンタの速度の指標としてppm(page per minute)1分当たりのページ数