1-9 確率

ある事柄(事象)の起こりうる場合の総数

コインの問題、さいころの問題がよく出るが、基本的な問題しか出ないため、数Aを習った人は飛ばしてもよい。

場合の数において、順列合わせというものがある。違いは並び順を考慮するかしないかであり、
順列は並び順を考慮しない
組み合わせは並び順を考慮する

順列

n 個の中から r 個取って並べる順列を、nPr と表す。

このようにマスで考えるとすごくわかりやすい。

例えば、a,b,cの中で2つとって順番に並べるとき、n=3,r=2となる。

1番目のマス2番目のマス
はいれる文字の種類3種類2種類
(a,b),(a,c),(b,a),(b,c),(c,a),(c,b)
よって、3P2 = 3 * 2 = 6
樹形図で表すとイメージはしやすいが、数が多くなると描くのが難しいため、マスで考えることが望ましい。

組合わせ

n 個の中から r 個取る組合わせを、nCr と表す。並び順は考慮しないため、(a,b) = (b,a) と考える。

例えば、a,b,cの中で2つとって順番に並べない(組み合わせを導く)とき、n=3,r=2となる。

(a,b)(a,c)(b,c)
=(b,a)=(c,b)=(c,b)
3C2  = 3P2 /2! = 3

詳しくは、【場合の数の基本】順列・組み合わせとは?出題パターンも紹介 | お役立ち情報ページ | 個別指導の学習塾なら個別指導塾スタンダード (std-ie.jp)