11-10 ソフトウェア導入と受入れ

ソフトウェア導入

 ここでいう「ソフトウェア導入」は、完成したソフトウェアを「本番環境に移す」状態に整えることを指します。ソフトウェアを移行用ライブラリに登録することなどがこれに該当します。
 ソフトウェア導入も他の工程と同様、導入計画の策定→導入の実施というように計画を立案してから行います。

受入れ支援

 受入れ支援とは、開発が完了したシステムが発注者の要求どおりに機能し、実際の利用環境で適切に稼働することを確認するプロセスを支援することです。
 この支援には、レビューやテストの準備、実施のサポート、トレーニングの提供などが含まれ、システムを納品する供給者(開発者)と受け入れる取得者(利用者)の両者が協力して進めます。これにより、システムが実務で問題なく使えることを確認し、導入後のリスクを低減させることが目的です。